「股間に違和感あるけれど、我慢できるし病院は行かなくてもいいか…」そんな経験はありませんか?。ひょっとして、その原因が性病であれば…大変な事です。
性病はそのままにしても自然と治るものではないのです。放置していると治療が難しくなったり、将来不妊症になるケースもあるのです。
症状が軽い場合でも放置は危険です
どのような病気でも症状が重い場合、自分で病院に行こうと思いますよね。
それがちょっと病院に行きづらい性器がらみの症状でしたらどうですか?思い浮かぶ性行為があったとしても、きっとこんな風に考えるケースがあるでしょう。
- 妊娠していないにもかかわらず産婦人科は気恥ずかしい
- 医師に性病かも、などと言えない
- 不安だけど我慢できる症状だし
- 放っておけばやがて治るにちがいない
実際の所、これがすっごく危険。性病のケースでは、自覚症状がほとんどない場合でも、体内では静かに病気が進行している場合や、潜伏期間に(ウイルスや細菌に感染して実際に症状が出る迄の期間、性病により違う)症状があらわれていないだけで、後になって性病の症状に苦しむことだってあります。
特に女性のケースは、性病を放置することで、深刻な事態を招くことが考えられます。
女性が性病を放置する場合の影響
- 不妊症
- 流産・早産
- 母子感染
例として、若い女性の間で増加しているクラミジアを放っておくと、卵管炎を起こして、悪化すると不妊症になってしまうケースがあるのです。
「彼がクラミジアだったが私には症状が無くて大丈夫かな」「セックスのときちょっとだけ痛みがあったけど今は平気だから気のせいかも」という風に軽く考えていると、後からとっても後悔するかもしれないですね。
「もしかしたら…」と少しでも不安に思ったら放置せずに性病検査を受けましょう。早ければ早いほど、心や体へのダメージは減るのだと思われます。
放置して治る性病などはあるの?
「性病は自然に治るのではないか」と期待している人もいるかもしれませんが、放置して治療せずに治ってしまう性病はないと思って下さい。
性病はありとあらゆる菌やウイルスが、精液や膣分泌液、血液などを通じて感染する感染症なのです。
風邪のような自然治癒力で治る簡単な病気ではないと言えます。
例として、性器ヘルペスのワクチンはまだ開発されていなく、一度感染すると再発する場合が多いです。さらに、何年もかかって進行する梅毒の菌を死滅させても、臓器なんかに起きた障害は元に戻せません。
症状が軽くても疑いのある場合や、性病の症状があったり、なかったりするケースでは、一度検査を受けてすることをお勧めします。
一時的に恥ずかしくても、放置して後になって後悔するよりず〜とましじゃないでしょうか。
性病は放置するととても怖い病気であるということです。
「もしかして性病のではないか」という思い悩んでいるなら、すぐに検査をやってもらうようにすると良いいでしょう。
それは、ご自身の体を守り、将来の赤ちゃんを守る、すごく大切な行動となります。